リビングに響くおなら…ワタシは”素敵なパパ”
「ぶっっ!!」
リビングに響き渡るその音。
匂いというより、音に反応して娘が苦い顔で「パパ、くさっ!」と叫ぶ。
パパのおならは音があっても、
なくても臭いという不名誉なレッテルを家族から貼られている。
たとえ異臭が部屋を漂っているだけでも、
娘や妻からは「パパ、おならしたでしょ?」と疑われる始末。
家では誰だって気を抜くもの。
おならをするのも自然なことです。
だけど、ワタシはどんなに気が抜けてもこれだけは心がけています。
それは、“素敵なパパ”でいること。
今回の記事では、
娘を持つパパとして“素敵なパパ”でいることへの思いをお伝えします。
それがどんな意味を持ち、どう家族に影響を与えるのか。
では、よろしくお願いします!
家庭で素敵なパパでいる理由
妻へ
妻にとって「カッコいい旦那」でありたいという気持ちから、
ワタシは日々努力しています。
体型は食事や運動で維持し、清潔感にも気を配り、
外見の魅力を保つことを忘れません。
しかし、何よりも大切なのは中身です!
どれだけ外見を整えても、
中身が伴わなければ本当の意味で魅力的な旦那にはなれません。
いつまでも妻にとって「最高の旦那」であるために、
内面も外見も磨き続ける。
それがワタシにとっての“素敵なパパ”であり、
家族を幸せにする秘訣だと思っています。
娘たちへ
ここが本題です!
よく耳にする「なんだかんだ親に似た人をパートナーに選ぶ」という話。
そう考えると、娘を持つパパとしては気を抜けません。
家事や育児に積極的であること、妻との仲が良好であること、
仕事が安定していること、そして家族との時間を大切にすること。
これらを目標に掲げ、少しでも理想に近づけるよう努力しています。
パートナー選びは、娘たちの人生を大きく左右する重要な決断。
その基準となる“男の姿”をパパであるワタシが示さなければいけないと思うと、
やはり気を抜くわけにはいきません。
反面教師としての父

ワタシの父は大企業に勤めており、生活は安定していました。
しかし、家族との時間をほとんど持たず、家事や育児には一切関わらない人でした。
それでも、父には良いところもありました。
幼いワタシがハマった遊びに本気で付き合い、
大人の資金力をフル活用して大人買いをしてくれたことです。
ミニ四駆や遊戯王カード、テレビゲームなど、
子どもでは到底体験できないスケールで遊ばせてもらったことは、
今でも鮮明に覚えています。
ですが、その反面、父が家族の時間を大切にしない姿から、
「いくら稼ぎが良くても、それだけでは良い父親とは言えない」
という教訓を学びました。
そのためか、ワタシ自身にとって父親という感覚は薄く、
どちらかと言えば“反面教師”としての存在だったように思います。
そして、母
母は一人で家事や育児を支えながらも、
明るくサバサバした性格で家庭を切り盛りしてくれました。
後になって知ったことですが、父は遊びに多くの収入を使っていたため、
生活費の多くを母の収入で賄っていたそうです。
それでも、母はどこか達観していて、
暗くなることなく家庭を明るく保っていました。
その姿を見て、「必ずしも大企業で稼ぐことが幸せを生むわけではない」
「依存しないことと、動じない心が家庭に大切」ということを学びました。
この両親からの影響を通して、
ワタシは、「家族との時間を大切にしながら、家庭を明るく支える父親でありたい」
と思うようになりました。
だからこそ、家でも家族に良い影響を与えられる、
“素敵なパパ”であり続けることを心がけています。
一流じゃないけれど、娘に一流を見せたい理由
子どもは育った環境や親との関係を通じて、
愛情や人間関係の「当たり前」を学びます。
そのため、父親が家事や育児に非協力的であれば、
それを「普通」として受け入れ、大人になったときに、
似た性質を持つパートナーを選びやすくなるとワタシは考えています。
パパという存在は、娘にとって基本的に一人だけです。
だからこそ、娘にとって参考になる「パパ像」はワタシだけ。
ワタシが“素敵なパパ”を目指し、それに近づく努力を続けることで、
娘の男性を見る目、いわば“センス”も磨かれていくと信じています。
一流とそうでないものを見分けるセンスを磨くには、一流を見せ続けることです!
素敵なパパとは
ワタシが思う“素敵なパパ”に近づくために、日々意識していることがあります!
家事について!
料理、食器洗い、洗濯という三つを中心に取り組んでいます。
毎日、最低でも一つ、目標は二つ、三つできれば上出来という感覚で、
無理のない範囲で継続しています。
細々とした家事や子どもの準備、ちょっとした掃除はほぼ妻が担当しているので、
ワタシは毎日の家事を率先してこなすよう心がけています。
娘達との時間
娘たちに対しては、彼女たちが寝るまではなるべく自分の時間を取らず、
娘たち優先で過ごすようにしています。
一緒に遊び、なるべく多くの時間を共有することを大切にしています。
メンタル面でも気を配る
家族に対しては決して怒らないことを徹底しています。
注意することはあっても、感情的に怒ることはありません。
妻に対しても同じで、たとえ理不尽だと感じることがあったとしても、
それを受け入れるよう努めています。
それがワタシにとっての愛の形です。
ワタシの父の反面教師として学んだことですが、
父親のメンタルは家庭全体に大きな影響を与えます。
そのため、ワタシは家庭内で怒ったり落ち込んだりすることなく、
常に安定したメンタルを維持するよう心がけています。
これが、ワタシが考える“素敵なパパ”への道だと思っています。
さいごに
パパという存在は、家族にとって特別な影響力を持つものだと考えています。
妻にとっても娘にとっても、
ワタシの行動や姿勢が彼女たちの日常や未来に繋がっていくからです。
素敵なパパを目指すことは、決して簡単なことではありません。
でも、家事や育児をこなし、家族との時間を大切にし、一流の姿を示すことで、
娘には「本物を見極める力」を、妻には「安心と信頼」を届けられると信じています。
完璧ではない自分を謙虚に受け入れながらも、
家族が笑顔でいられる家庭を作るために、努力を続けていきます。
それがワタシにとっての“素敵なパパ”であり、家族への最大の愛の形です。
この思いが、誰かの参考や共感につながれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!