よくスーパーやコンビニで、子どもに「これ買ってー!!」とお菓子をねだられること、どの家庭でもありますよね。
物価高騰のこの時代、ワガ家でも100円、200円の差に悩みながら、妻が家計を支えてくれています。
そんな中、パパであるワタシが、子どもの「欲しい!」にポンポン応えてお菓子を買っていたら、妻の努力を冒涜することになります。
そんなことは許されません(笑)!
さらに、子どもにお金を使うときは、なるべく経験や考えるきっかけになるものを選びたい、というのがワタシの考えです。
今回は、そんなワタシのお金の使い方ルールについてのお話です!
ワタシのルール
お菓子を完全に買わないというわけではなく、「一瞬の満足」で終わるものには、できるだけお金を使いたくないと考えています。
でも、娘が「今日◯◯を頑張ったから〜」なんて言ってきた時は、買うこともあります。
それは、「頑張ったことを評価する」という意味もありますが、「娘の交渉がうまくいった結果」という意味合いの方が大きいです。
つまり、ワタシがお菓子を買うときは「ただの一瞬の満足」ではなく、
- ご褒美としての意味があるとき
- 娘の交渉が成功したとき
この2つのパターンです。
「これ買ってー!」だけでは、「欲しい気持ちはわかったけど、なんで買うの?」になるわけです。
ただ欲しいから買うにはしないというのが、ワタシの方針です。
お金を使うなら
お菓子
ご褒美でもなく、娘の交渉もない場合、どうするか?
そんな時は「考えるきっかけ」になる形にします。
ワガ家には小4と小1の娘がいるんですが、お菓子を買う時は「2人で5個まで」言っています。
そして「長女が管理担当」です!
これだと、2人で2個ずつにして、残り1個はどうする?
- 2個ずつ+1個は2人で分ける
- 3個と2個に分ける
- 1個ずつで満足するから、あとは買わない
など、いろんなパターンが生まれます。
ただし、喧嘩したらお菓子はなしです。
こうやって長女に管理を任せることで、単なる「お菓子を選ぶ」だけじゃなく、話し合い、考えるきっかけにもなるんです。
ワタシの理想は「2個ずつにして、最後の1個はパパのお菓子にする」なんですが…
残念ながら、まだそのパターンにはなったことがありません(笑)
いつかそんな日が来るのを楽しみにしています。
おもちゃ
ちなみに、わが家ではおもちゃはほとんど買いません。
今あるおもちゃは、サンタさんからのプレゼントだけです(笑)
クリスマスのプレゼント選びも、
「集中力が身につきそう」「想像力が広がりそう」なものを選択肢に入れておいて、
最終的には娘が選んだものを尊重する、というスタイルです。
ただのおもちゃを選ぶこともありますが、それも娘自身が選んだ結果なのでOK。
そうやって、サンタさんも大事にしています。
妻との価値観と、お金の使い方
日々の家計を支えてくれているのは妻です。
節約にしっかり目を光らせてくれている妻と、「意味があるならお金を使ってもいい」と考えるワタシ。
多少の価値観のズレはありますが、最終的な判断はワタシに任せてくれています。
だからこそ、妻の信頼を裏切らないよう、使うお金についてはしっかり考えるようにしています。
習い事などの大きなお金について
お菓子やおもちゃと違って、習い事や教育に関わるお金は「何かしらの意味があるもの」と捉えています。
家計的には苦しくても、そこは頑張って払います。
特に習い事は、子どもにとっての経験やスキルアップにつながるもの。
ただ、親がやらせたいから無理にやらせるのは違う、という考えも大事にしています。
長女の場合、保育園時代にお友達がやっていた空手に興味を持ち、3年間続けました。
小学生になってからはバスケットボールに興味が移り、今は空手を辞めて、週5でバスケに打ち込んでいます。
「やりたい」と言ったからには、親としても全力でサポート!
大変ですが、子どもが自分で選んだ道なので、親も一緒に頑張るスタイルです。
矯正歯科への投資
それから、現在は矯正歯科にも通っています。
ざっくり70万円!決して安い金額ではありませんが、これもワタシとしては大事な投資だと思っています。
「人は見た目じゃない」という意見もありますが、ワタシは見た目もめちゃくちゃ大事だと思っています。
特に歯並びは、見た目の印象だけじゃなく、気づかないうちに損をしてしまう可能性もあります。
だからこそ、高額でも必要なお金として納得して払うと決めています。
高校・大学進学に対する考え
今後控えているのが、高校・大学への進学費用。
これについても、ワタシなりの考えがあります。
ワタシは「なんとなく行く学校」にはお金を出す気はありません。
自分の志を持って進学するなら全力で応援するし、学費も払います。
逆に、「なんとなく行かなきゃ」で進学するくらいなら、無理に行かなくてもいいというスタンスです。
(ワタシ自身が「なんとなく」で進学した人間なので、余計にそう思うのかもしれません。)
さいごに
ワタシ自身、お金の使い方については、両親の姿にすごく影響を受けたと感じています。
だからこそ、ワタシも娘たちに見られているという意識を持って、お金を使うようにしています。
日本では、学校でお金の教育をほとんどしてくれません。
そんな状態のまま社会に出て、いきなりお給料として大金を手にする。
これはかなり危険なことだと思っています。
日本の教育をいきなり変えることはできません。
だからこそ、せめてわが家では、娘たちが自分で「お金の使い方」を判断できるくらいの知識と経験を積ませたいと思っています。
意識しているのは、「高い」「安い」といったふわっとした感覚ではなく、
『家族でディズニーに行くと5万円』
『住宅ローンは3,000万円』と、なるべく具体的な金額を伝えること。
それに加えて、「なぜそのお金を使うのか」という考え方も、できるだけ一緒に伝えるようにしています。
こうしたことが、娘たちにどんな影響を与えるのかは、正直まだわかりません。
でも、いつか娘たちが大人になって、自分のお金を管理するようになった時に、
「そういえば、パパはこんなふうにお金を使ってたな」と思い出して、何かの参考にしてくれたら嬉しいなと思っています。
お金の使い方に正解はありません。
この話自体も、ワタシなりの考えなので、正直「これが正解!」とは言えません。
でも、この記事が少しでも誰かの参考になったら嬉しいです。
子どもも、お金も、どっちも大事!
そのために、親も日々考えながら頑張っていきましょう!