『パパって、全然認めないし謝らないよね!』
『育児だって、私がいるからって平気で”わからん”とか言うしさ!』
『予定も自分だけ好きに入れるし、残業だって勝手にする!』
と妻に言われたら…
『おいおい!こっちだってちゃんとやってるし!』
『仕事だってあるんだぞ!!!』と言い返したくなります。
夫婦ってこういうのありますよねって話です!
まずは気づくところから
実際に妻からここまではっきりと言われたことはありません(笑)
でも言われてしまったら、
胸はって『そんなことはない!』とは言い切れないのも事実!
仕事に行き、ちょっと残業すると家に着くのは、19時くらい。
すると夕飯が出来ていて、子供たちもお風呂が終わっています。
ワガ家は共働きです。と言うことは…
ワタシは朝起きて、自分の支度だけして家を出ます。
妻はというと、
娘2人の準備と朝ご飯を作り、バタバタして家を出ます!
そして…
帰宅し、バタバタしながらも夕飯・お風呂の準備をし
ひと段落したところに、パパが帰ってくる。
これは別にパパが悪いと言うことではありません。
おそらく、とても普通なことです。
でも当たり前だと思われてしまうと、妻も面白くはありません。
家事育児の割合だけで見たら、こなしている量の差は歴然です。
仕方ないこともある

ワタシは、なるべく残業しないように仕事は常に全力でやっています!
しかし、仕事の全てをコントロール出来るわけではないので
日によっては残業になり、帰宅時間が遅くなります。
これは仕方ないのですが…
『家事育児ができないような仕事してんじゃねぇ!!』と言われたら…
これも言い返せません。なので妻には日々感謝しています!
なるべく早く帰宅して、そこから家に居なかった分を挽回する…気持ちでいます(笑)
感謝の気持ちは、気持ちに留めない

感謝も思っているだけでは、相手に伝わりません。
言葉や態度でも足りません。感謝の気持ちは行動で伝えます!
日々、家事育児ができない分、出来る時こそ、出来るだけやります!
夫婦の壁
でも、ここでパパが頑張りはじめると、ある壁にぶつかることがあります。
それは家事や育児に対する「価値観の違い」。
せっかく頑張って家事をしても、妻から褒められることは、あまりありません。
むしろ『やり方が違う』『詰めが甘い』などと指摘されてしまうこともあります。
ここで、「せっかくやったのに!」と不満を抱くパパと、
「もうちょっとちゃんとやってよ!」とイライラしてしまう妻。
この2人の間には、気づけば高〜い壁ができてしまう。
でも、ここでひとつ考えてみてほしいんです。
日々、妻が“当たり前のように”こなしていることを、
パパがちょっとやっただけで「すごい!」「えらい!」と褒められる……
それって、ちょっとおかしくないですか?
むしろ、その“褒められて当然”みたいな空気や態度こそが、
妻との距離を広げてしまう原因なんだと思うんです。
だから、気持ちを改めて
その壁は、なるべく早めに取り払ってしまいましょう!
パパが主体性を持つ
家事育児について、パパが主体性を持つ。
これは思っているより、けっこう難しいです。
洗い物や洗濯、料理などは簡単です!
ある程度、家事をやっているパパなら気軽に手を出せると思います!
ワタシなんて鼻歌まじりで、ささっとこなします♪
でも、ちょっとレベルを上げると、急に難しくなってくる。
たとえば、“ゴミ出しの日の把握”
“トイレットペーパーや調味料などの消耗品の補充”
これは、日頃から主体的に家の中を見ていないと、気づけません。
育児はもっと前のめりに
育児も休日などに子供と遊んだり、
お風呂に入れたり、寝かしつけたりは、全パパが出来ます!
だが、子供の病院の予約や付き添いは…
まず予約の仕方も…どこの病院かも知らない….
診察券や医療証もどこにあるかわからない。
そして何回かやってわかるのです。
子供の病院の予約がどれほどの競争率か…
先生に『症状はいつから?』『この子の体重は?』
この質問は、主体性のないパパには答えられません。
いつも妻に任せっきりだったり、パパが子供の情報を把握していないと対応できません。
あとは学校行事など、子供のスケジュールの把握も主体性がないと難しいです!
さいごに
この記事、パパにとってはちょっと耳が痛い内容だったかもしれません。
でもこれくらいの“ちょっとした刺激”が、ちょうど良いとワタシは思っています。
ワタシ自身、このことに気づくまでには、時間がかかりました。
気づかないうちは、パパはモヤモヤし、
そして妻はイライラがたまっていくばかり。
お互い、それを胸の中にしまい込んでしまうから、すれ違いもなかなか気づけません。
そんな夫婦やご家庭、実はすごく多いんじゃないかなと思い、この記事を書きました。
パパは完璧じゃなくていい。
……というか、ワタシも全然、完璧じゃないです。
でも、
「妻に感謝し、労い、そしてできる限りの行動でそれを示す」
ただそれだけで、夫婦はもっと優しく、あたたかく、
そしてきっと、ずっと平和に暮らせると思います。
あなたは、“妻と同じ立ち位置で育児をしている”と言えますか?
ワタシは、まだまだそうは言えません。
でも、できる限りのことは、していきたいと思っています。