ミスは良いけど、雑はだめ。

小学4年生になった長女へ『ipad』をプレゼントした。

中古とは言え、『Apple Pencil』も付けたので費用は5万円ほど。

それを2週間でなくした…

その日は、あちこちに持ち歩いていたので、なくすチャンスは山ほどあったが…

散々騒いだあげく、長女のカバンから発見された。

買って2週間は早いが…なくしたならしょうがない。

でも、あったなら話は別です!

ちゃんと探してないのに”なくした”と騒ぐのは違います。

ミスは”同じミスをしない”という学びを得られるが、

雑は”ちゃんとやろうねー!”というだけで学びはないです。

なので雑はダメだよ!というお話です。

ワタシの哲学

ワタシは自他共に認める“ガサツな人間”です。

紙を切る時はハサミなどは使わず、手でビリッ。

自宅にてピンポーン!と鳴れば、靴下や裸足でどこまでも出ていきます!

きっと周囲の人も「この人、作業雑だなぁ」と思ってるはずです。

でも、そんな私にもひとつだけ誇れることがあります。

『雑そうに見えても、ミスはほとんどしません』

それは雑ではなく、効率化なんです!

ハサミ使わないや裸足はガサツです(笑)

雑に見える?それ、効率化です

ワタシの作業は、たしかに“雑そう”に見えることでしょう。

でもそれは、石橋をすでに叩き終えた後の話。

ワタシはこう見えて”石橋を叩いて渡る”タイプです!

無駄な手間を省いた結果であって、
これ以上丁寧にやっても成果は変わらないと判断しての効率化。

確認・検証をしっかりやった上で、
『ここはもう省略していい』と判断して手を抜いているだけ。

見た目には“雑”でも、ちゃんと石橋を叩いている。
雑ではなく、合理化です。

他人が見えないところでの“慎重”があるからこそ、
見える部分では“素早く動ける”。

だから、ワタシはミスをしません。

小さな雑が、大きなミスを呼ぶ

もちろん、ワタシも人間です。
時にはふいに、工程を飛ばしてしまうことがあります。

例えば、

0.1%の確率で起きるトラブルを、なくす為の工程を飛ばしても

ほとんどの場合は、トラブルは起きず…『まぁいいか』です。

でもワタシはこう思います。

「この1回を流すと、次の1回も怪しくなる」

たとえトラブルの確率が0.1%だとしても、
1万回やれば10回起きる計算です!

だからこそ、最初の1回が大事。
『まぁいいか』を繰り返せば、それが自分の基準になる。
雑さは一度染みつくと、抜けない。

最初の1回を許したら、今後の1万回も許してしまいます!

自分に甘くなる瞬間を、自分が止めなければいけません。

さいごに

ワタシはガサツです。
でも、適当ではありません…仕事は!

だが、私生活はヒドイです。

妻をよく怒らせます!

ワタシのガサツは、妻の寿命を削っているとすら感じます(笑)

丁寧そうに見えて実はテキトーな人より、
雑に見えても中身がしっかりしている人でありたいのです。

“見た目”の丁寧さじゃなくて、“中身”の慎重さ。

新人の頃にたくさんの失敗をして、

ミスになる境界線を確かめたのでミスしません。

無鉄砲に走り抜けているように見えますが、

この道は、すでに叩き終わっていて石橋だと確認済みなのです。

雑だと走り抜けているだけで、叩きません。

せっかく通った道がこれだと確認できなので、もったいないです。

なので今日もガサツなワタシは石橋を叩きながら走っています!