ワタシは、物覚えがワルいです。
今の町に住んで、もうかれこれ20年
なのに、いまだにカーナビがないと迷います。
スケジュールも、出発時間や待ち合わせは覚えられるんですが……
どこに行くのか、その「場所」がなぜか覚えられない。
そして、これが一番ヤバいんです。
左右が、わからない。いや、考えればわかります!
でも、とっさには判断できないんです……!
生活する上で正直、不便です。
でも、これが“ワタシ”なんだから、仕方ない。
今回はそんな「物覚えが悪いワタシ」について、
それでもなんとか頑張って生きてるよって話を、ちょっとだけ聞いてください。
実際にはどんな感じか
一番困るのは、やっぱり左右です。
ワタシが助手席に乗り、道案内をしてる時、ふとボーーーーっと
すると曲がるところに差し掛かり、ワタシが慌てて『ここ右!!』
というと大体間違えます…。運転手さんはメチャクチャ迷惑です。
あとは、道も覚えられないし、地図も上手く見れません。
家から車で10分のガソリンスタンドにもカーナビを使用します。
色々覚えていないので妻と会話にならない事もしばしば。
あとは、今まで”プログラミング”や”簿記”などを勉強してましたが
雰囲気をつかんだ程度で、習得までいかないのが大体です。
日常生活で困らないと言えば、困らない…!
流石にもう40年の付き合いなので、工夫してなんとかやっています。
じゃあどうしてるか?
じゃあ、そんなワタシはどうやって日々を乗り越えているのか?
調べてみたところ、どうやら「記憶」にはいくつかの種類があるそうです。
そして脳にも、人それぞれ“得意・不得意のクセ”があるんだとか。
ワタシも、ただ物覚えが悪いんじゃなくて、
「これはもう、そういう脳の特性なんだ」と受け入れるようにしています。
ちゃんと対策すれば、そこまで困りません。
……まぁ、困ったことすら忘れてるかもしれませんが(笑)
対策
たとえば、左右の問題。
事前に「利き手は左。利き手は左。利き手は左……」と、唱えてから行動します。
……そう、覚えられないのに左利きというトラップ。
脳がますます混乱してるかもしれません。申し訳ない…脳よ。
予定の管理も大事です。
「その場でスマホにスケジュールを入れる」が鉄則。
そして、たとえば
「帰ったら◯◯の準備しないと!」と思ったら、“帰宅時間にアラーム”を設定します。
これが鳴ったら、即行動。
じゃないと、きれいサッパリ忘れてしまうので。
勉強も、なかなか一筋縄ではいきません。
やっぱり人の倍くらい時間をかけないと覚えられないと感じています。
だからこそ、「倍勉強する」気持ちで取り組んでいます。
一発で覚えられなくても、コツコツいけば、なんとかなる。
このブログやSNSも、
そんな“なんとかなる”ワタシの人生の記録として、けっこういい役割を果たしてくれてると思います。
忘れっぽいからこそ、書き残す。
それも、ワタシなりの生き方なのかもしれません。
でもやっぱり、しんどい時もある
もちろん、物覚えのワルさを受け入れてはいますが
それでも、やっぱりしんどいときはあります。
たとえば、以前プログラミング教室に通っていました。
「半年で仕事にできる」という言葉に惹かれて、頑張っていたんです。
ワタシには、物覚えが悪いという自覚がある。
だから、人より多く時間をかけて、真剣に取り組んだつもりです。
……でも、習得はできませんでした。
時間も、お金も、気力も使ったからこそ、
できなかったときはそれなりにしんどいです。
ただ、いつもこうなので、サッと切り替えるのも得意です。
受け入れすぎてるのかもしれません。
「どうせ覚えられないしな」って、心のどこかで思っている自分がいます。
そういう気持ちが、もしかしたら、
“習得”から遠ざけてる原因なのかもしれない…
そんなふうに思うときもあります。
ちなみに、「道が覚えられない」はもう、めんどくさいだけ。
「忘れすぎてて妻と会話にならない」というのも、
怒られるだけなので、もはやツラくもないです(笑)
なので、特に問題はないですね!
それでもワタシは、ワタシで生きていく
物覚えがワルいのは、正直いろいろ大変です。
だからといって、人生を放棄するわけにはいきません!
「ないもの」を考えても、暗くなるだけ。
それよりも「あるもの」に目を向けた方が、ずっと気持ちが明るくなります。
そう考えてみると、物覚えがワルいだけで、あとは特になしです!
そうです!ほぼ完璧です(笑)
工夫すれば、ぜんぜん問題ない。
たとえ記憶力がなくても、人生はやっていけます。
人には、それぞれ“ネガティブなところ”があると思います。
でも、本当にネガティブなのは、
その弱さを受け入れられず、ネガティブに生きてしまう心のほうかもしれません。
心を、簡単に変えるのは難しい。
でも、「気づく」ことで、ちょっとずつ変わっていくことはあると思います。
というか、気づいたらもう変わるしかないんですよね。
せっかくの人生。
楽しくなきゃ、もったいない!
ワタシはこれからも、いろいろ忘れながら、
楽しく生きていこうと思います。