どちらの主張も”もったいない”
「もったいない」って、夫婦でもこんなに違う?
誰かからもらった高級そうなお菓子。
ワタシは「もったいない!」と言ってすぐに食べようとし、妻は「もったいない!」と言って食べるのを阻止します。
お互い真逆の行動をとっているのに、どちらも理由は「もったいない」だから不思議なんです。
そう、ワガ家ではこの「もったいない」の定義が夫婦で全く違います。
今日は、そんなワガ家の「もったいない」の価値観についてのお話です。
何かの参考になるかは分かりませんが、気軽に読んでもらえたら嬉しいです。
夫婦で違う「もったいない」の考え方
ワガ家の”もったいない”は、ワタシと妻で大きく違う
物が存在することに価値を感じる妻
- 食べ物はできるだけ長くとっておきたい(=すぐ食べるのはもったいない)
- 高価なものほど、なるべく使わずに綺麗なまま残したい
- エアコンの温度は節約のために低めに設定(=電気代がもったいない)
- お金は使わずに貯めることが大事(=減るのがもったいない)
物を“使うこと”に価値を感じるワタシ
- 食べ物は新鮮なうちに食べるべき(=食べずに腐らせるのがもったいない)
- 物は使わずに眠らせるより、ガンガン使ったほうがいい
- エアコンを使っているのに寒いのは意味がない(=快適にしないほうが電気代がもったいない)
- お金は使って経験や時間に変えたほうがいい(=使わずに眠らせておくほうがもったいない)
→ 同じ「もったいない」でも、妻は“節約型”、ワタシは“活用型”の考え方。
もったいないの違いで起こる夫婦の攻防戦
ワガ家で日々巻き起こる様々な”もったいない”の実例を挙げていきます。
高級なお菓子
- 妻:「せっかくもらったお菓子だから、大事にしたい!」
- ワタシ:「せっかくもらったんだから、食べたい時に食べて楽しむ!」
▶ 結果:ワタシが折れて。気づけば賞味期限ギリギリになりドカッと食べることに
エアコンの温度設定
- 妻:「電気代がもったいないから温度を下げて」
- ワタシ:「エアコンついてるのに、寒いなんて電気代がもったいない」
こんな感じで、妻とは意見が違いますが気づけば設定温度は23℃。
「ちょっと寒いな…」と思いつつ、ワタシは黙って耐える。
▶ 結果:ワタシが折れて。エアコンは23℃になり、微妙に寒いリビング
妻の下着
- 妻:「まだ使える!」
- ワタシ:「付けてて不快な、下着を付けてる時間がもったいないよ」
▶ 結果:とうとう妻も付け心地が気になり、ワタシが買い変えることになりました。
お金の「もったいない」問題は特に大きい
”もったいない”の真骨頂はお金です!
妻の考え方:「お金は減るのがもったいないから、なるべく使わない」
ワタシの考え方:「お金は使わないとただの数字。経験や時間を生むものに変えたほうがいい」
特に今は、物価が上がり続けている。
お金をただ持っているだけでは、その価値はどんどん目減りしてしまう。
ですがお金の使い方は難しいです。
上手に使えるならどんどん使って価値を出せますが、上手に使えないなら貯蓄しておいた方がいいです。
ワタシは「お金を適切に使うことこそ、本当の意味で“もったいなくない”」と考えています。
もちろん、無駄遣いはよくないです。
でも、必要以上に我慢しすぎるのも逆にもったいないですよね。
例えば…
- 家族の思い出になる旅行 → 今しかできない体験はプライスレス
- 時間を生む便利家電 → ドラム式洗濯機やロボット掃除機で自由時間を増やす
- スキルや経験に投資 → 自己投資は長期的にリターンがある
お金はただ貯めるだけでなく、人生を豊かにするために使うのも大事です
まとめ:結局、夫婦でちょうどいいバランスが大事
ワタシと妻、お互いの考えはどちらも間違いではなく、大切なのはバランスを取ること。
いくら「もったいない」を意識していても、ワタシ一人だったら使いすぎてしまうかもしれないし、妻だけだったら必要以上に我慢してしまいます。
理想は、「貯めるべきところは貯め、使うべきところは惜しまず使う」だけれど、正直それを完璧に実践するのは難しいです。
そして、意見が分かれたときは基本的にワタシが折れます。
バランスを取ることも大事ですが、ワガ家の平和が最優先。
結局、妻と争っては元も子もないので、ワタシが折れるのが一番の“バランス”なのかもしれない。
「もったいない」の感じ方は人それぞれ。夫婦でもズレるのは当たり前ですよね。
大切なのは、お互いの価値観を知り、無理のないバランスを見つけること。
…とはいえ、うまくいかないことも多いですが(笑)
皆さんの家庭では、「もったいない」をめぐる攻防戦、どんな形で繰り広げられていますか?
ぜひ、パートナーとの“もったいないエピソード”を思い出しながら読んでもらえたら嬉しいです。