“寝落ちのプロフェッショナル”が語る『人生を寝て楽しむ方法』

はじめに

1日の平均睡眠時間は約8時間。なので1日の3分の1は寝ているんです!
これを人生100年で考えると、なんと30年も寝ている計算になります。

こう考えると、ワタシたちの人生における「寝ること」の重要性がなんとなく見えてきませんか?
そして、ワタシの数ある特技のうちの一つが「寝る」です。

幼い頃からどこでも、どんな状況でも寝られるワタシ。
そのおかげで良いこともあれば、ちょっと困ったエピソードも…。

今日はそんな、“寝るプロ”のワタシの特技についてお話ししたいと思います。
もしかしたら、この記事を読んだら今夜からあなたも「ぐっすりと眠れる」かもしれません!

小学生時代に身につけた早起きの習慣が人生を変えた話

ワタシが「早起き」に目覚めたのは、小学校低学年の頃。当時のワタシはゲームが大好きで、あまりの熱中ぶりに親から「1日○時間まで」というプレイ時間の制限を課されていました。

でも、どうしてももっとゲームがしたい!そんな思いから編み出したのが、早朝のゲームタイムです。親が起きる前にこっそり起きて、静かにスーパーファミコンをセットし、テレビの音量を最小にして楽しむ小学生。最初は6時頃に起きていましたが、もっと長く遊びたくて最終的には4時起きに!

そんな早起き生活は高校生まで続きました。早起きの分、夜は22時には寝る生活を徹底し、しっかり睡眠を取ることで毎日を充実させていました。お泊まり会や夜更かしの場面でも、みんなが盛り上がる中、ワタシだけぐっすり寝て翌朝スッキリ。今思うと「つまらないヤツ」と思われたかもしれませんが、この習慣が人生を豊かにしてくれたのは間違いありません。

どこでもスヤスヤ!ワタシの寝る力エピソード

ワタシはどこでも寝てしまう特技(?)を持っています。それゆえ、これまでにいろいろな事件を起こしてきました。

たとえば、食事中。味噌汁を飲みながら寝落ちし、手に持っていたお椀を落として味噌汁がテーブルにバシャーン!なんてことがありました。また、車の運転中、駐車のバックをしている最中に寝てしまい、ぶつけたことも。これには周囲から「睡眠障害では?」と心配されたほどです。

今ではさすがにコントロールできるようになりましたが、若い頃は未熟だったため、やらかし放題でした。

性欲より睡眠欲

さらにワタシの睡眠欲は、恋愛にも影響を及ぼしました。いい感じになった女性とのデート中、夜遅くなるとどうしても耐えられず、つい寝てしまうのです。女性の家に泊まった際も、彼女がシャワーを浴びている間に寝てしまい、気づけば朝。こんな経験を何度繰り返したことか……。でもこれだけは自信を持って言えます。「めちゃくちゃ健全です!」

責任感よりも強い睡眠欲

18歳の頃、初めて就いた仕事は、高速道路でオレンジの作業服を着て働く現場仕事でした。右も左もわからない未経験の若者だったワタシは、社長にしごかれながら社会での基礎を叩き込まれました。ですが、唯一どうしても改善されなかったのが、「どこでも寝てしまう癖」です。

とくに大変だったのが会議。ワタシたちは下請け企業だったため、親会社の会議に出席する機会もありました。そこでは社長が目の前、先輩が隣という監視体制。しかし、どうしても眠気には勝てず、気がつけば目を閉じています。先輩が起こしてくれなければ、社長の蹴りが飛んでくるという状況でした。

トラック作業中も同じです。先輩が運転し、ワタシが助手席に座り運転サポートをするはずが、つい寝てしまいます。社長が後部座席から注意するのも恒例行事。それでも眠気が勝つため、最終的に助手席が社長、ワタシは後ろの座席で寝るのが公認のスタイルに。ここに関してだけは「寝ていて良い」というお許しをいただけました(笑)。

ぐっすり眠れるためのコツと眠れない夜の対処法

疲れ方に注意を!
よく言われることですが、簡単に眠る方法の一つは『体力的に疲れること』です。身体を動かした日は、ぐっすり眠れることが多いですよね。でも、精神的に疲れてしまうと逆に眠れなくなるものです。ワタシも以前、仕事が嫌すぎて朝まで眠れない日々が続き、3ヶ月で辞めてしまった経験があります。ですから、体力はしっかり使っても、精神的には消耗しないように心がけることが大切です。

快眠のための環境づくり

眠りの質を高めるには、まずは環境が大事です。

  • 温度調節: 夏は涼しく、冬は暖かい環境を整えましょう。
  • 空気: 空気清浄機を使うと快適さがアップします。
  • 照明: 部屋を暗くするのが基本です。我が家はまだカーテンがないので真っ暗にはなりませんが、熟睡するには真っ暗が良いです。
  • 寝具: 寝具選びにこだわると価格が上がりますが、快適な眠りには大切です。ワタシはフローリングでも寝られますが、ふかふかの寝具がやっぱり最高です。自分に合った寝具で、より良い眠りを手に入れましょう。

呼吸とイメージングでリラックス

普段はすぐに眠れるワタシですが、どうしても眠れない時に試している方法をご紹介します。

  • 呼吸法: 寝たフリをする感覚で、「スーッ」と吸って、「フワッ」と優しく吐く。これを繰り返します。
  • 自己暗示: 『ああ、もう寝れそうだな』と自分に言い聞かせるのも効果的です。
  • 目の力を抜く: 高等テクニックですが、目をうっすら開けた状態にすることもリラックスにつながります。これでうまく眠りにつける場合もあります。ぜひ自分に合った方法を探してみてください。

寝れないときの対処法

不思議なことに、「寝なきゃ」と思うほど眠れなくなりますよね。そんなとき、ワタシは無理に寝ようとしません。

  • スマホは控える: 光が目を冴えさしてしまうので、スマホを見るのはNGです。
  • 好きなことを考える: 目を閉じたまま、自分の好きなことや夢中になれることを考えます。時間を気にせず想像を広げられるこの時間を、ワタシはむしろ楽しむようにしています。
  • 目を閉じて横になるだけでもOK: 個人的な体感ですが、眠れなくても目を閉じて横になっているだけで、十分休息が取れると感じています。

さいごに

睡眠は、ワタシたちの生活に欠かせない大切な時間です。この記事を通して、ワタシの「寝る特技」やこれまでのエピソード、そしてぐっすり眠るためのコツをお伝えしました。何気ない「寝る」という行為に対して、少しでも新しい視点やアイデアを持っていただけたら嬉しいです。

もし、この記事の中に「試してみたい!」と思う方法があれば、ぜひ今夜から実践してみてください。毎日の快眠が、あなたの生活をより豊かにしてくれることを願っています。そして、この記事が「今日のぐっすり」のきっかけになれたら、ワタシにとってこれ以上の幸せはありません。

それでは、良い夢を!おやすみなさい。