「お金より大切な時間の話」~パパ流の考え方~

『時間とは、誰にとっても平等。でも考え方、使い方で人生は大きく変わる』

皆さんは時間をどう考えていますか?

……とまぁ、◯◯セミナーみたいな感じ始めてしまいましたが、そんな大した奴ではございません。実際はただのパパです。えーと今回のテーマは時間です!

なぜこのテーマを選んだかと言いますと、ワタシは時間の話がしたいんです。

でも誰も聞いてくれないじゃないですか…日常で周りの人と時間について語りませんよね?

なのでここで話します!お付き合いしてもらえたら嬉しいです。

時間に対する考え方の変遷

過去の自分と時間

小学生からずっと…20代前半くらいまで、ワタシの時間はほぼゲームに費やされていました。

小学生の頃は、毎日5時起きでゲームをし、学校から帰ってきてもゲーム。中高生の頃は、朝晩のゲームは当たり前で、ゲームの発売日には学校を休むことさえありました。

そんな時間の使い方をしていた結果、当時の自分は知識も経験もない人間でした。「時間をどう使うかで人生は変わる」とはよく言いますが、その大切さに気づくのはなかなか難しいものです。

現在の自分と時間

現在のワタシは結婚し、子供もいます。そして週5日間働いています。

仕事から帰宅するのは17時半。妻と分担して家事をし、子供を寝かせるのが21時。

平均して大体24時に寝るので、自由時間はまとまって取れて約2時間半から3時間ほど。

学生時代には無限にあるように感じていた時間も、今では時間は、貴重な財産のように大切にしています。家族との時間も自分の時間も、どちらもかけがえのないものです!

ワタシの時間に対する考え方

わたしは今、お金よりも時間を大切にしています。

学生時代、時間を無限にあるものだと感じていた頃は、ゲームや趣味に使い切っていました。

しかし、家族ができ、限られた時間の中で家事や育児、仕事を両立させる生活になってから、1時間の価値がまったく違います。特に、子供と過ごす時間や自分のリフレッシュに使う時間は、とても貴重なものです。

そのため、会社では残業をしません。休憩時間も仕事をして、みんなが残業している中、先に帰ります。

ワタシの価値

会社にいるワタシは、せいぜい時給の価値です。だが会社を出れば、ワタシの価値は時価です!

0円という考え方もあると思いますが、ワタシは時価です!会社の外にいる、ワタシの方が価値が出るよう頑張ります。

有給は崩さない

有休に関しても、ワタシの勤めている会社は、有休1日を8時間とし、それを崩し使用する事が可能です。たとえば今日は仕事が早く片付いたから、有休1時間使って早く帰る事が可能です。

ですが、よく考えてください!有休は1日として使えば24時間です!崩すと8時間…もったいないですよね。1日として使えば前日もゆっくり、通勤もしない。そして仕事も休み!だからよっぽどの予定が無い限りは、有休は崩しません。

買い物で満点は取らない

あとは買い物です、なるべく自分にとって100点満点の物を買いたい!みなさんもそうだと思います!ですが!理想の買い物の為に何時間も、調べたり、探したりするくらいなら、70点くらいの物をパッと買った方が安いと思います。

こっちのスーパーより、あっちのスーパーの方が10円安い…かもしれませんが、移動時間に15分とかかかるなら、こっちのスーパーで買う方が安いです。

飲み会の価値

会社の飲み会は行かなくなりました。飲み会に行くと大体3時間と3000円です。この時間とお金を使って他に何が出来るかなと考えると、思い浮かぶのは、家族と外食です!

この時間の使い方なら、家族はパパに感謝し、ワタシも気を使わず楽しめて、美味しい物を食べれる。最高ですよね!だが会社の飲み会は…ははっ(笑)。

ゲームもデートも“ほどほど”が良い

ゲームへの時間も変わりました。30分ゲームするのと、半日ゲームするのは大体同じような満足度です。

30分ゲームは、ちょうど楽しさがピークの時にやめれます、なのであぁ楽しかったで終わるんです。半日ゲームは相当な満足度だと思われますが、同時に罪悪感も高まります。なので結果的に、楽しかったけど、半日もやってしまった。となるので30分でいいんです!

これはデートも一緒です。何時間もデートするよりは、ちょこっとランチデートで全然話し足りないけど『じゃあね!』くらいの方がまた会いたいと思ってくれると、ワタシは思っています!

子供にも時間の感覚を身につけてほしいため、「あとちょっと」や「もう少し」といった曖昧な言葉はできるだけ使わないようにしています。代わりに、「あと5分」や「何時に寝るの?自分で決めて」といった具体的な時間で約束をします。そして、子供が決めた時間はしっかり守るようにしています。

お金では買えない価値がある

みなさんはマスターカードのCM分かります?

もう20年くらい前のCMなんですが…YouTubeで見れます!

高級レストランでのディナー : 3万円

◯◯年式のワイン : 8900円

あなたとの楽しい会話 : priceless

『お金では買えない価値がある。買えるものはマスターカードで』

このCMがワタシは大好きです。さまざまなシリーズがあり、お金では買えない価値に気づかせてくれる内容ばかりです。特に、年配の夫婦が旅行をするバージョンがとても良いんです!

『現地で買ったペアルック:130ドル』

『急に乗りたくなったレンタルバイク:15ドル』

『ともに走って来た25年:priceless』

「ともに走った25年」はお金では買えない時間の価値を感じさせてくれます。最高に素晴らしいCMです。

お金は後からでも稼げますが、時間は今この瞬間しかありません。長女が9歳の夏も、次女が6歳の夏も、一度きりです。ワタシが「オジサンの夏」はこれから何度もやって来ますが、子供たちの成長期は戻ってきません。だからこそ、夏は子供たちとたくさん過ごすべきだと思っています。ワタシは夏に2〜3週間の休みを取り、プールや海など毎日子供たちと遊ぶようにしています。

体感年齢の半分は7歳

最後に『ジャネーの法則』を紹介します。

『時間の体感は年齢に反比例する』なんか難しいですよね。ワタシもギリギリわからないです!

つまりは、小学生の頃の夏休みは、長く感じたけど、大人になってからの一カ月なんてあっという間だよね!と言う事です。

子どもの頃は新しい経験が多い分、時間が長く感じられるから、7歳までの体感時間が人生の半分に相当するんです。

考えてみれば、あの長かった夏休みも、小学生時代のキラキラした思い出も、その理由がわかる気がしますね。

ガリガリ君で当たりが出た感動や、サンタさんからのプレゼントなどいまだに覚えています。

それにしても、「人生の半分が7歳」だなんて、ちょっと切ないですね…。

でも大丈夫です。大人になっても新しいことに挑戦したり、知らない世界に触れたりすれば、時間は長く感じられるんです。

最後に

時間に関していろいろお話しましたが、皆さんはどう思いましたか?

ワタシの話を聞いて、なにか新しい刺激になれば幸いです。

「ジャネーの法則」で7歳までの体感時間が人生の半分と言いましたが、実際の人生の折り返し地点は40歳くらいですかね。ワタシは40歳ですが、これまでの40年があっという間だったように、残りの40年もきっとあっという間でしょう。

だからこそ、体感時間を豊かにするためにも、今を大切に生きることが大事です。せっかくの人生なので、ほどよくテキトーに楽しくやっていけたら良いなと思います。